渋治の書庫

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メンテ中

絆創膏

そのささくれを唇に刺してなんとか生きています。



可哀想だとか、悲しいだとか思わなくてよいのです。



あなたがそんな顔をすればするほど、ああ、やっぱり絆創膏を貼っていれば良かったと思ってしまうのですから。



ああ、またそうやって頭のてっぺんで私をみようとしている。



私は大丈夫なのですから、まっすぐにみてください。



そして、なんにも考えちゃいない顔で口笛を吹いて下さい。



こんな人騒がせな私でも、きっとあなたの好きな人になりますから。